仮面ライダーカブト34
先週、消息不明だった初代ザビーこと矢車さんが、以前のパーフェクトハーモニーはなんのその、「はぁ・・・俺なんて・・・」「今俺を笑ったか？(いえ、被害妄想ですってば）」とやさぐれまくってカムバック。やさぐれまくっても強さは以前にも増し、連続ライダーキックでワーム、そして麗奈姉さんをも圧倒した。
そして今週。
被害妄想全開の矢車さんの矛先はカブトにも及び、マワシ蹴りを一蹴。なんとか矢車さんの攻撃をかわしている最中、あのへタレが動き出す！！「か、返せ。お、おらのザビーゼクターを返してくんろＴＴ」。さすが、へタレ影山。場の雰囲気よりも己の保身に全力少年。そんな影山のへタレっぷりにカブトのみならず、やさぐれ矢車さんさえもシラケしてしまい・・・・・。
心のよりどころのザビーゼクターをカブトに奪われ、きっとあれをするなと予想していると案の定三島の元へ。「み、三島さん。て、天道が、おらのザビーゼクターを奪って返してくんねぇ。取り返してくんろＴＴ」と泣きすがる。さすがの三島もあきれ果て突き放す。しかし影山だけでなく、加々美も天道のやり方に異議を唱える。ひよりのためとはいえ、すべてのライダーを消すとは極端すぎる・・・。天道いったいどうしたんだ・・・。そんな天道と加々美の口論の最中、麗奈姉さんがあのエリアＸでの真相をしずかに語り始めた。
あの日、ハイパーゼクターといちゃいちゃしていた三島が興奮し、ハイパーゼクターを大人のおもちゃとして使用したとき、ハイパーゼクターが暴走し、謎の男とともにひよりも時空の彼方へと吹き飛ばされたのだという・・・。ということは、使用方法を間違わなければ、いつか使いこなせ時空の狭間に取り残されたひよりを救い出せるに違いない。しかし肝心のハイパーゼクターは三島が持っている。三島がまた使用方法を間違えてハイパーゼクターが暴走する前に奪わなければ・・・。天道は三島からハイパーゼクターを奪うことを決意する。
さすがにいきなりは手荒なまねを出来ないのか、三島をサルに呼び出し、自分が持っている全てのゼクターと交換を持ちかける。当然、そんな話に応じるわけもなく交渉は決裂。せっかく三島のために用意した料理も手をつけることなく帰っていった・・・・。
そして場面はバカぼんぼんこと神代剣へ。
ショミ〜ンの幸せを体感するため何を考えたのか小学生の格好を選択。あきらかに異彩を放つその姿に周囲は好奇のまなざしを向ける。そんな剣はお腹がすいて我慢できなくなっていたそのとき、ちょうど駄菓子屋さんの前を通りかかり、つい手を出そうとする。そして店主と剣の壮絶なバトルが勃発する・・・・。
しかし名剣ディスカリバーを持たない剣は敗北する。そんなかわいそすぎる剣に樹花は大盛りのたこやきをプレゼントする。な、なんてやさしい子なんでしょうか・・・・。さすが天の道を行き、全てを司る男の妹。そして彼にも負けない名言で剣に人の優しさを悟らせた。
小さな親切を受けたら、大盛りで返しなさい。
若干、意味を取り違えている気もぷんぷんしますが・・・・・。まぁ、かわいいから許すとしますか。ね？ね？
まぁ、こんなこんなでようやく人の優しさを悟った剣が今後どういう風に暴れるのか今から非常に楽しみで仕方がありません。
さて、7年間も食事を取っていないという蓮華が、天道の差し出したオムライスで食べることの喜びを思い出し、一宿一飯の恩義といまどきの女の子の発想とは思えない思考回路を発動し、な、なんとハイパーゼクターをねこばばする。しかし、三島・ゼクトルーパー・麗奈姉さんとそのお友達に追い詰められヘリポートから転落する。そんな蓮華を我らが天道様は一緒に落ちているハイパーゼクターをほおって救出。か、かっこいい(*´ェ`*)。そしてハイパーゼクターは麗奈姉さんの手に渡ってしまうが、用意周到な三島の手によって爆破されてしまう。
「カブトぉ、お前の未来も破壊してやったぞヽ(`Д´)ノ」
これみよとばかり勝ち誇る三島に、「未来・・・・、そうか、そういうことか！！」と何かに気づいたカブトは左手を空高く掲げた。すると、さきほど爆破されたはずのハイパーゼクターが突如現れカブトの左手に。ちょうどそのころ、ガタックは麗奈姉さんの手下のキャマラスワームに爆破される。
ハイパークロックアップ
すると、ガタックがキャマラスワームに爆破されるその瞬間まで時間が巻き戻された。(ノ゜ω゜)ノ*.オオォォォォォォォー。こ、これがハイパークロックアップか・・・こんなんに勝てる奴いないと思うけどあと15話ほどもつのかなと心配も。
来週は、どうも影山がパンチホッパーに変身するようですね。ホッパーゼクターはリバーシブルで1つで2人のライダーを切替えるらしいとBBSで見たことがあるのですが、予告を見る限りでは同時に2人居たようなのでゼクターは別々に分けるということか。それにしても、天道家でゼクターが樹花の上を飛び回ってる姿を見てほんわかとした気分になった34話でした。
