劇場版仮面ライダーカブト

本日公開!!劇場版仮面ライダーカブトGOD SPEED LOVE』。早速朝一で見に行ってきたよ。
ちょっとばかりチケット売り場の研修のお姉さんの視線が恥ずかしかった…('×';


【要注意】
ネタばれを多分に含みますので、見たくない方は見ないほうが宜しいかと。


全体の感想としては、


ストーリー:大人でも楽しめる。内容は重め。
バトル:最強ライダーとして噂されていたコーカサスとのバトルがちょっとあっさりしすぎてた感が・・・。


ここ最近、あのいつも冷静で心を許せる相手(加々美、ひよりetc)にさえ感情を露にすることがなかった天道が、
感情をむき出しにあつい男に変貌してきて驚いていたカブトファンは多かったことと思いますが、劇場版をみてきて
ようやく謎が解けました。劇場版の天道は俺様的な面はTV版と同じなんですが、とにかく喜怒哀楽が激しい!
声を張り上げる!(病院内でw)と本当に同じ人なのかと疑いたくなるほどの様変わりでした。
最近のTV版での天道があつい男になりつつあるのは、まさにこの劇場版での役柄の伏線だったわけですね、たぶん・・・。


さて、ざくっと舐めてみます。


今から7年前の1999年。太平洋に落下した巨大隕石によって海が消滅。そして、その隕石から現れたワームに対抗するべく
ZECTによって開発されたのが『マスクドライダーシステム』通称『ライダー』。ワームとライダーの戦いは終わることなく7年の月日が流れる。


ZECTのやり方に反旗を翻したものを中心に結成された「NEO ZECT」は天道と手を組み、ZECTが遂行しようとしている
『天空の梯子計画』を乗っ取ろうとする。
この天空の梯子計画とは、地上と宇宙を結ぶ軌道エレベータに繋がる宇宙ステーションに設置された巨大クロックアップマシンを使い、
位相空間を作り出すことによって彗星(水の塊)を引き寄せ、大量の水を手に入れよう・・・というこのままだったら非常にすばらしい計画も、
当然のことながら真意は別のところにあるわけで。


劇中では、TV版とは違ったキャラ設定がされていることもあり、喜怒哀楽の激しい天道や、組織に属すことを嫌っているはずの風間が
NEO ZECTの陽動部隊にいたり、ひよりに求婚する加々美がいたりと、劇場ならではの面白さもありました。
でも一番の驚きは、もしかしたら気づかれない方もいらっしゃるかもしれませんが「ひよりが劇中で1度だけ1人称がぼくではなく、あたし」と
いったことです。いつも、ぼくぼく言っているひよりの口から、まさか「あたし」なんて言葉を聞く日が来るとは・・・。
これだけでも見に行ったかいがあるってもんですよw


最後にハイパーカブトをみた感想としては・・・・足とか手についてるヒレはなんなの(謎)ってことだけ言っておきましょう。
設定が違うとは思いますが、やっぱり幼い頃から天道がベルトを持っていたのは、未来の天道がハイパークロックアップでやってきて
渡したからだったんですね。遡るタイミングミスったら面白かったのにな(´・ω・`)