宣告

地震から舞台は移り、そこは日本の沈没の可能性を研究する学会の場。
アメリカ測地学会のコックス博士は、シュミレーション映像と共に日本沈没の可能性を唱える。


太平洋プレートの沈み込みに蓄積されたメガリスが崩落し、それに伴い太平洋プレートの沈み込みが加速。
そして日本列島はそれに伴い引きずられ沈没するという・・・・。
だが、プレートの運動速度から逆算してコックス博士の弾き出した日数は約40年後。


しかし、このコックス博士の仮説に疑問を抱く男が一人。東都大学の地球学博士である田所博士その人である。
疑問を感じた田所は独自調査に乗り出し、その結果信じられないシュミレーション結果が導き出されてしまう。


Xデーまで残された日数は、なんと「338.54日」。1年もないのである。
彼が言うには、地球温暖化の影響でプレートの下に存在するバクテリアが大量発生し、それが大量のメタンガスを生成。
そしてそれが液化し、潤滑油の働きをして日本大陸を1年足らずで海の底に引きずり込む・・・らしい。


とまぁ・・・出だしはこんな感じで、わずか1年たらずで日本が沈没する・・・と言われても信じるほうが難しいって話で、
真剣にこの未曾有の危機に取り組もうとする人は最初はわずかな人だけでした。


津波が函館や各地を覆いかぶさろうとする場面や、地割れに人が巻き込まれていく場面とか、ほんとリアリティがあって、
呼吸をするのを忘れてしまうくらいの迫力があります。これ以上のネタばらしは見る楽しみがなくなるので止めとくことにして、
この「日本沈没」。見に行って絶対損はないですよヽ(`Д´)ノ