予兆

駿河湾で突如大地震が発生。ビルは倒壊し、地面のアスファルトは紙切れのように捲れ上がる。
町は焦土と化して主人公の小野寺(草薙剛)は突然の災禍に見舞われた。


焦土と化し至るところで火災が発生して危険な中、彷徨い歩く一人の少女を助けるべく駆け寄ってかばおうとしたその瞬間、
激しい爆風が背後から吹き上げる。今にも紅蓮の炎が二人を覆いかぶさろうとしている中、上空から一台の救助ヘリが飛来し、
そこから舞い降りたシルエットが少女を、そして小野寺を火球の脅威から救う。そしてそれが小野寺と阿部玲子(柴崎コウ)との
出会いとなり、日本を襲う未曾有の危機を舞台にした物語の始まりとなった。